記事更新日:2020年10月30日

Z会と進研ゼミ中学生の内容比較

中学生での内容を比較
学校との両立の進研ゼミ VS 実力型のZ会

部活とも両立できる進研ゼミ

進研ゼミの中学講座は、中学生活との両立をしながら学校の勉強以上の実力をつけていこうという
方針です。中一の時期は勉強の基礎固めをし、中二の途中から中三まで受験に向けた勉強を推し進めていきます。
地域や中学校の授業方針に合わせて、テキストも柔軟に変更できるため学校生活に力を入れているため定期テスト対策には強いでしょう。

一方、志望校合格率97%(HPより)という数字を誇っているものの、受験校のレベルは一様に高いとは言いづらい部分もあります。
実際、教科書を見るとZ会の水準よりはやや低めな気もします。「学校の勉強についていけない」「テストの点数が上がらずに困っている」という方にはおすすめしたいです。

高校受験を見据えた勉強法のZ会

Z会の中学講座は、高校受験を見据えたコース編成になっています。もちろん、基礎や定期テストも見ていますが、その先には「高校受験」というステップを強く見ています。コースも「公立上位コース」「難関国私立コース」という分け方を
されるため、確かな実力がつくでしょう。受験用のテキスト「高校入試突破シリーズ」はZ会創立以来82年の実績が詰まっている問題集で、これだけでもやる価値はあると思いますよ。
実際、中学での新規勉強範囲は高校以上に「広い」ので高校での勉強も見据えてしっかり自力をつけましょう。そういう意味ではZ会の中学講座非常におすすめです。

理解の確認はどうやっているの?

進研ゼミは個別添削+WEBコンテンツ

進研ゼミは「赤ペン先生」と呼ばれる先生が個別テストを添削してくれます。
苦手な場所に対してアドバイスをくれ、間違えやすいポイントを把握してくれます。
また、そのデータなどを元にWEBで確認のテストなども行なってくれるので非常に理に適っています。
また、期に一度、実力診断用のマークテストも行われ全国や地域での自分のレベルを知ることもできます。
そこから志望校のレベルや「何が足りないか」を知れるのは非常にいいですね。

きめ細やかな本格的テストを行うZ会

Z会の添削は「質の高さ」を売りにしており、答案に対しての添削内容は確かにレベルが高いです。
「間違えを正す」だけではなく「なぜ間違えたか」というプロセスを正して解説してくれます。
実力診断という点では、毎月届く「高校入試突破シリーズ」で広い範囲の問題が出題されるため
常に自分の実力を把握しながら勉強することができます。

勉強の進め方と勉強時間はどうなっているの?

まとめ上手な進研ゼミ

進研ゼミは1日の勉強時間の設定を30分から1時間程度に設定しており、コンパクトに勉強できるようにしています。
そのためよく言えばとにかく「まとめ上手」です。試験に出るポイントをうまくまとめてあり、なかなか集中できない子にもやる気を引き出しながら勉強できるようにできているようです。最近はタブレットを活かした勉強も取り入れております。

 

本格的な問題をこなすZ会

Z会は1日の勉強時間の設定が1時間〜2時間程度に設定されており、しっかり勉強することができます。それは問題を見てもわかります。
予備校講師の私から見ても「良問」が多いです。実際に問題の配分や出題の傾向のバランスが良いなと思います。通常の勉強が受験勉強につながっているため
受験用の勉強に関してはZ会を受講していれば志望校の過去問をやる以外特に必要ないと思います。それくらいよく出来た問題集です。

▼Z会は資料請求で良質な問題集や特典冊子がもらえるので一度試してみると良いですね。

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著者のイメージ

サイト運営者

某予備校講師
3歳と6歳の親でもあります。 入試の際にどちらの教材も経験しているのでその経験も元に お伝え出来ればと思います。

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